急性壊死性脳症について⑷

こんにちは。「なったら」です(╹◡╹)

↑前回の続き↑を書いていきます。よろしくお願いします。

親族できるだけPICUに集まって、息子の顔を見た。

真っ白な顔、冷たい手、小さな体、機械と薬で生かされている命。

「頑張って、まだ一緒にいよう」涙が溢れて、もうそれしか言えなかった。

「頑張って、頑張って、頑張って、お願いします。まだ息子と一緒に居たいんです。5ヶ月しか一緒に居ないんです。やっと笑ったり、寝返りができるようになったばかりなんです。一緒にいろんな事してないんです。お願いします。私より先に息子を死なせないでください」祈るばかりだった。

先生「病気の勢いが強くて血圧が持ちません。ここで血漿交換の治療をしてみようと思っています」(血漿交換:自分の血液を一旦体の外に出し不純物を取り除いて、自分の体に返すと同時に輸血を行う事。*透析は水分を除去して戻したり、不要な成分を除去して戻すが、血漿交換は輸血も同時に行う、透析より高度な全身状態の観察が求められる)

先生にそう説明を受けて、リスクも説明を受けた。血圧が不安定な以上、血漿交換を受けても治療が成功するかどうかわからないことも言われた。

私達夫婦は血漿交換をお願いした。リスクがあっても生きる可能性が1%でもあるなら治療は実施して欲しかった。

結果、3日間息子はどうなるか分からない血漿交換のリスクを乗り越え、急性脳症の大きな波に打ち勝ち、生命を何とか維持できるようになった。

でも、意識もない、反応もない、目も開けない。触っても冷たい。

体温調節も、呼吸も自力でできない。動くこともない、しゃべる事もない。

ただ、ベッドの上で寝ているだけの状態。

5ヶ月の息子は言葉を発する前に寝たきりになってしまった。

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